石油情報センターが8日公表した価格調査によると、ガソリンは前週に比べてハイオクが1円下がった(135円/リットル)ものの、レギュラーは横ばい(124円/リットル)を維持した。軽油も前週と変わらず100円/リットル。元売りは卸値をわずかに引き下げているが、値下げ分は小売価格に波及していない。値上げ要素(SSの苦しい経営事情)と値下げ要素(販売競争)のなかで、膠着(こうちゃく)状態が続いている。