モバイル放送、漁業者向けデータ情報サービスを開始

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モバイル放送とJF全漁連:全国漁業協同組合連合会は1日より、漁業者向け海洋情報サービスの試験的な提供を開始する。海上でのサービスエリアの目安は沿岸部からおよそ200海里/約370km。

東経144度の静止軌道にある専用衛星により、 周辺海域を含む日本全国を一波でカバーするモバイル放送サービス「モバHO!」は、海上でも映像番組、 音楽・音声番組、およびデータ情報サービスを視聴することが可能だ。

データ情報サービスは、文字や画像情報を受信機に自動的に蓄積し、必要な時にこれを視聴することができる。

JF全漁連は、この海洋情報サービスを活用して、従来のメディア空白域である海上域におけるメディアサービスに参画し、 海上運航・漁労活動にとって重要な海況・気象情報を提供できる。

さらに、 日本の漁業者が担う海難救助・国境監視・災害時の救援活動・海域環境のモニタリングなどを行ない、「水産業・漁村の多面的機能」の一つである、日本周辺の監視ネットワークの役割を本件サービスにより補完・強化していく。

今回の試験的放送では、海面水温図等の海洋情報と種子島周辺海域におけるロケット打ち上げによる海域情報などを配信する。

《高木啓》

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