【新聞ウォッチ】鋼材値上げ交渉、トヨタ−新日鉄が十数%で決着へ

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年5月31日付

●トヨタ−新日鉄自動車鋼板交渉、十数%値上げで決着(読売・8面)

●トヨタ、カナダに新工場(読売・8面)

●家庭用ロボット5年後にも発売、育児や介護、接客まで トヨタ、開発着手(朝日・1面)

●自治体財政力、豊田市がトップ(朝日・4面)

●中国自動車会社海外本格進出へマレーシアに工場(朝日・11面)

●ぼくらの車がルマンへ始動、YGKと東海大(毎日・1面)

●道路公団、民営化へ会社設立委初会合、債務40兆返済課題(産経・8面)

●三菱自動車、インド事業拡大 生産車種増加(日経・13面)

ひとくちコメント

新日本製鉄とトヨタ自動車との自動車用鋼板の値上げ交渉が大筋で決着をみたという。

きょうの読売が経済面で報じている。それによると、現在、鋼板1トンあたり平均6万2000円の価格を新日鉄側は約1万円の値上げを求めていたが、交渉の結果、7万円前後へ、十数%引き上げることで決着する見通しだという。

自動車用鋼板の値上げは2003年4月、2004年4月、同10月に続いて3年連続4回目となる。新しい価格は、今年4月の納入分にさかのぼって適用される模様。

自動車各社はこれまで合理化努力で値上げ分を吸収してきたが、鋼材高騰が、さらに長引くような状況になれば、クルマの価格に跳ね返る恐れがないとは言い切れないだろう。

《福田俊之》

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