24日、日産『キューブ』と同『キューブキュービック』がマイナーチェンジを実施した。エンジンは従来の1.4リットルに加え、『ティーダ』や『ノート』に搭載され好評を得ている「HR15DE」型1.5リットルも設定された。
1.4リットル車にはCVTは無くなり、全て4AT車となった。1.5リットル車にはティーダと同じように、エクストロニックCVTが組み合わされている。
キューブの開発を担当した日産自動車商品企画本部 西垣 聡さんは「今回のマイナーチェンジでは内外装の意匠変更と1.5リットルエンジンの設定が特徴となります。1.5リットルに絞るという手もあったのですが、1.4リットルを4AT専用とすることで価格を抑えることもできますので、1.4リットル車も残しております」とコメント。
だが、1.4リットルと1.5リットル車の価格差は約10万円。価格が重視されるクラスではあるが、この程度の差なら多少無理しても、パワーがあり燃費も良い1.5リットル車を選んでおいたほうが、購入後の満足度は高いかもしれない。
価格はキューブが134万1900円(2WD/14S)から163万5900円(e-4WD/14RS FOUR)、キューブキュービックが149万9400円(2WD/14S)から176万1900円(e-4WD/15RS FOUR)。