併用軌道を走行中の電車とクルマが衝突

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16日、神奈川県鎌倉市内の県道で、併用軌道を走行していた江ノ島電鉄の下り普通電車と乗用車が出会い頭に衝突した。この事故でクルマは小破し、後部座席に同乗していた女性と男児が打撲などの軽傷を負っている。

神奈川県警・鎌倉署によると、事故が起きたのは16日の午後7時30分ごろ。鎌倉市腰越3丁目付近の県道で、道路中央部の併用軌道を走行していた江ノ島電鉄の下り普通電車(藤沢発、鎌倉行き。2両編成)と、51歳の男性が運転する乗用車が出会い頭に衝突した。

クルマの側面部に電車が衝突する状態となり、衝突の衝撃でクルマは小破。後部座席に同乗していた38歳の女性と、生後7カ月の男児が打撲などの軽傷を負っている。

現場は鉄道専用線から離脱し、道路中央部に設置された併用軌道に電車が乗り入れるところに設置された交差点。電車はクルマと同様の扱いになるため、警報機や遮断機の設置が無く、信号機で通行をコントロールしている。

電車が進行する場合、通常は交差の信号機を「赤」で表示するようになっており、警察ではクルマがどのような状態で進行したのかについても調べを進める方針。

《石田真一》

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