トヨタがハイブリッド生産で、青ざめるビッグ3

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トヨタ自動車は、ガソリン/電気のハイブリッド版『カムリ』をケンタッキー州の工場で生産する予定であることを明らかにした。

実際にカムリハイブリッドが市場に出回る時期までは発表されていないが、ベストセラーカーだけに、このニュースはビッグ3にとってかなりのショックを与えたようだ。

実現すれば、カムリはトヨタがアメリカ国内で生産する初めてのハイブリッドとなり、トヨタ/レクサスとしては4つめのハイブリッドモデルとなる。現在トヨタでは『プリウス』のほかレクサス『RX400h』を販売しており、来月には『ハイランダー』(日本名『クルーガー』)SUVのハイブリッドも投入される。

カムリハイブリッドが出回れば、同じくベストセラーであるホンダ『アコード』のハイブリッドと並び、注目を集める。

現在レクサスRX400hは、5万ドル近い価格にも関わらず半年先までオーダーが入った状態で、トヨタでは当初の生産予定を4000から6000台上乗せする計画だという。こんな現象がカムリで起こったら、ビッグ3が青ざめることになりそうだ。

ところでアメリカではプリウスが走行中に急に停止する、という問題がNHTSAに寄せられ、調査が始まったが、トヨタ側では「マイナーな問題で対応可能」としている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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