フォード・ジャパン・リミテッドは、『フィエスタ』のハイパフォーマンス・モデル、「フィエスタST」を12日に開始した。
“ST”は「スポーツ・テクノロジー」を表す。フィエスタSTは、モータースポーツ界で高い技術力を持つエンジニア集団のフォード・チームRSが、フィエスタをベースに、エンジン、サスペンション、そしてブレーキなどをチューニングし、さらに外観や内装にもスポーツのテイストを盛り込んだ3ドアモデル。
エンジンは直列4気筒、ツインカム、16バルブの「デュラテック」2.0リットルエンジンで、吸気システム、スポーツエグゾーストシステムによる出力向上などで最高出力150PS、最大トルク19.4kgmを発揮する。
フィエスタST専用にギアレシオを見直した「デュラシフト」5速トランスミッションとの組み合わせで、加速性能0-100km/hが8.4秒、最高速度205km/hを達成。 価格は252万円。
また今回、このフィエスタSTをベースに、ラリーのマシンを彷彿させるデカールや、17インチのアルミホイールを装備し、より一層ハイパフォーマンス性を強調した仕様を「フィエスタSTコンペティション」として発売する。価格は294万円。