スペインGP(8日決勝)を圧倒的な速さで制したマクラーレンのキミ・ライコネン。最初のピットストップまでに後続に対し25秒以上の差を付けると、そのままの差をキープしてトップの座を守り切るまさに完勝。
「マシンは週末を通じてパーフェクトだった。決勝でもかなり強いだろうと自身を持って臨めたよ。スタートを切ると最初のピットストップまで全力でプッシュした。それから自分がかなりのリードを築いていることを知り、マシンをいたわるためにスピードを抑えたんだ。もちろんリードを保つことは忘れないよ」
「僕だけじゃなくマシンに関わった全ての人間のために、本当に嬉しい結果となった。ようやく願っていた結果が得られたから、これからもこの調子でもっと勝利に恵まれるといいね」と、喜びを語ったライコネン。
「終盤はもっと速く走れたけれど、そんなにプッシュする理由が見当たらなかったからね」と余裕の表情を見せた。