踏切待ちのクルマ、電車に突っ込む

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4月27日、神奈川県横浜市内の相模鉄道線の踏切で、軽ワゴン車と普通電車が衝突する事故が起きた。衝突によってクルマは大破、運転していた男性が重傷を負っている。

警察では事故の原因を調べているが、アクセルとブレーキの踏み間違いの可能性が高いという。

神奈川県警・保土ケ谷署によると、事故が起きたのは4月27日の午前9時ごろ。

横浜市保土ケ谷区天王町2丁目付近の相模鉄道線・天王町−星川駅間の踏切で、踏切待ちのために停車していた軽ワゴン車が急発進し、通過中の下り普通電車(横浜発、二俣川行き。8両編成)の側面部、前から5両目付近に衝突した。

衝突の弾みで軽ワゴン車は大破。運転していた73歳の男性は約30分後に救助され、近くの病院に収容されたものの、全身を強打する重傷を負った。電車の乗客にケガはなかった。

現場の踏切は遮断機と警報機を備えており、事故当時は両方とも正常に作動していた。目撃者の話によると、軽ワゴン車は踏切手前で停車していたが、わずかにバックし、その直後に前方へ向かって急加速していったという。

警察では男性が踏切手前の下り坂で後退を始めたことに慌て、アクセルとブレーキを踏み間違えた可能性が高いとみて、さらに調べを進めている。

《石田真一》

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