「オート上海」=上海モーターショーが28日閉幕した。主催者の中国汽車工業協会によると、当初予想していた入場者数である30万人を大幅に突破したことを明らかにした。
入場者の中では25歳から35歳ぐらいまでのオフィスにつとめる勤める男性ホワイトカラー層が全体の6割近くを占めていたという。
彼らの平均月収は約6000元(8万4000円)、中国で最もポピュラーなVW『サンタナ』クラスが約9万元といわれており、収入額からみれば、マイカーはまだまだ高嶺の花のようだ。
が、それでもワンランク上の日本車などにあこがれる新規ユーザーも多かったようで、トヨタやホンダなどの関係者はショーによる訴求効果も期待していた以上に大きかったとみている。