マツダとフォードモーターは28日、米ミシガン州の合弁生産会社、オートアライアンスインターナショナル(AAI)の社長兼CEO(最高経営責任者)に、フォードアジア大洋州・アフリカオペレーションズのゲイリー・エー・ロウ氏が就任すると発表した。
ロウ氏はフォードアジア大洋州・アフリカで製造事業部長を担当している。AAIの社長兼CEOには5月1日付けで就任する。
同氏は1986年フォードに入社。オーストラリアのジーロンスタンピング工場の工場長を経て、98年9月からは同国のブロードメドウズ工場の工場長を務めるなど、一貫して生産畑を歩んできた。今後は同氏が、アテンザとフォードマスタングを生産するAAIの統括責任者となる。
また、これまでのAAI社長兼CEOのフィリップ・ジー・スペンダー氏はフォードと長安汽車の合弁会社である長安フォードの社長兼CEOに就任する。