トヨタ、タイの生産増強…いすゞに対抗?

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トヨタ自動車は、タイの車両生産・販売会社のトヨタ・モーター・タイランドの生産能力増強を決定したと発表した。

昨年8月から生産を開始している「IMV」シリーズのピックアップトラックの販売が好調なため、タイトヨタの新工場をバンコク郊外に新設するとともに、乗用車の生産工場であるゲートウェイ工場の生産能力も増強する。

新工場では、ピックアップトラックの『ハイラックス』を07年初めから生産する予定で、生産能力は年産10万台。約410億円の投資と約2000人の新規雇用を計画している。

また、現在、『カムリ』、『カローラ』、『ソルーナヴィオス』、『ウィッシュ』を生産しているゲートウェイ工場も、年産11万台の生産能力を06年初めから20万台に増強する。投資額は、約70億円で、新たに約1500人を雇用する。

タイトヨタは07年には、総生産能力が年産55万台規模に拡大する。

タイの自動車市場では、ライバルのいすゞ自動車が同日に生産能力増強を発表しており、販売競争が激化しそうだ。

《レスポンス編集部》

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