マレーシア、バーレーンと2戦連続でヤルノ・トゥルーリが2位表彰台に上り、コンストラクターズポイントでもルノーに次ぐ2位と大躍進中のトヨタ。
これほど飛躍した背景には2005年のルール変更が大きな影響を与えている、とテクニカルディレクターのマイク・ガスコインは分析する。
「(新レギュレーションにより)これまでの積み上げにプラスするのではなく、全く新しいことを一から始めなければならなかった。だからこそトヨタがトップチームと同レベルのパフォーマンスを見せられるようになったんだ」と語ったガスコイン。
逆にそれがうまく出来ずに苦戦しているのがフェラーリだと言う。だが「彼らは再び強さを取り戻すだろう。たとえ以前のような独走体制は築くことができないとしても」と警戒を見せた。