国土交通省は、道路4公団が民営化した後の6社1独立行政法人のトップ人事を内定したと発表した(既報)。6人が民間出身で、経済の競争原理を働かる布陣で挑む。
首都高速道路公団の会長には、トヨタ自動車で専務を務め、現在はトヨタ系のトヨフジ海運社長を務める長谷川康司氏を起用するほか、民間企業出身で現在の日本道路公団総裁の近藤剛氏は、中日本高速道路の会長に就任する予定だ。
このほか、東日本高速道路の会長に新日鉄の八木重二郎取締役を起用するほか、コベルコクレーンや松下電器産業など、民間の役員からの就任が相次ぐ予定だ。