ブリヂストンが北米でタイヤ値上げへ

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ブリヂストンの米国子会社のブリヂストン・ファイアストン・ノースアメリカン・タイヤ・エルエルシーとブリヂストン/ファイアストン・カナダ・インクは、米国、カナダでのブリヂストン、ファイアストン、デイトン、その他のブランドやプライベートブランドのタイヤについて、共同で価格を値上げすると発表した。

今回の価格改定は市販用、新車装着用、輸出用の各市場が対象で、乗用車、小型トラック、トラック・バス、農業車両、建設車両の各車両用タイヤの価格を最大で8%値上げする予定。トラック・バス用タイヤは5月1日から、それ以外のタイヤはすべての市場で6月1日から価格改定を実施する。

米国の統括会社のブリヂストン・アメリカス・ホールディング・インクのマーク・エムケスCEO兼会長は「両社は、主に原油や鋼材、ゴム化学製品、ポリマーなど、前例がないほどに継続している原材料コストの高騰に直面しており、原材料価格の上昇分を生産性向上で完全に吸収することができない」と述べ、価格値上げの理由を説明している。

《レスポンス編集部》

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