バス車内で4時間も女性の胸を触り続けた男

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新潟県警は25日、夜行高速バスの車内で女性の胸を約4時間に渡って触り続けるなどのわいせつ行為を行ったとして、21歳の男を強制わいせつ容疑で逮捕した。

被害に遭った女性とは別の女性客が事件を目撃、被害者へその事実を教えたことで事件が発覚した。

新潟県警・三条署によると、強制わいせつの容疑で逮捕されたのは、新潟市内に在住する男。事件の現場となったのは、大阪から新潟に向かっていた夜行高速バスの車内だった。

この男は24日夜、大阪から新潟に向かう夜行高速バス(新潟交通バスと阪急バスの共同運行)に乗車。車体後方左側の窓側席に座っていたが、右隣の座席に19歳の女性が座っていたことに目をつけ、この女性が完全に眠りについた25日の午前0時ごろから、通路を挟んだ隣の座席に手を伸ばし、約2時間に渡って胸を触り続けた。

男はこれだけでは満足せず、その後は前の座席に座っていた17歳の女性の胸も同様に触り続けた。しかし、この際には座席から半ば立ち上がるようにして触っていたため、男の真後ろの座席に座っていた23歳の女性が気がついた。

女性はすぐにわいせつな行為と気がついたが、そのときには通報せず、男が眠りについてから被害に遭った2人に対して「寝ているときに胸を触られていた」と告げた。

2人はバスが北陸自動車道・栄サービスエリアに入って運転手交替を行った際、痴漢被害の事実を運転手に通報。運転手が車外に出て携帯電話で110番通報を行い、男は駆けつけた三条署員に引き渡された。

その後に行われた職務質問で男は容疑を認めたため、警察では男を強制わいせつ容疑で逮捕した。

夜行高速バスの車内でのわいせつ事件は稀に発生しているが、長時間に渡って女性の胸を触り続けるという事例は珍しい。

《石田真一》

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