日本自動車工業会が29日発表した2月の国内四輪車生産実績は、前の年の同じ月にくらべ5%増の95万9388台となり2カ月連続で増加した。04年4月からの累計では前年同期にくらべ2.5%増の955万6605台となり、年度での1000万台超えは確実な情勢だ。
2月の国内需要はマイナスだったが、輸出が堅調だった。車種別では乗用車が前年同月にくらべ5.4%増の80万6656台、トラックが同2.3%増の14万5976台だった。乗用車は普通車と小型車が増加。軽は0.5%の減少だった。
メーカー別では、三菱自動車、三菱ふそうトラック・バス、マツダ、富士重工業、日産ディーゼル工業の5社がマイナスとなった。トヨタ自動車は10.4%、日産自動車は7%、ホンダは9.4%の増加となった。