北海道警は23日、除雪用の重機を盗み出して乗り回すとともに、空き巣を行おうとしていた42歳の男を、窃盗と窃盗未遂の容疑で再逮捕した。男は容疑を大筋で認めている。
北海道警・旭川中央署によると、窃盗と窃盗未遂の容疑で再逮捕されたのは、別の窃盗容疑で逮捕・起訴されている男。
この男は今年2月15日未明、旭川市内の運輸会社駐車場に侵入し、駐車されていた重機2台を盗んだ疑いがもたれている。
男はこのうち除雪用の重機を数時間に渡って乗り回した上、同市内にある幼稚園の駐車場などを除雪。その後、この幼稚園に窓ガラスを割って侵入し、内部を物色した。
しかし、盗むようなものが無かったことから盗難は断念。そのまま逃走していた。男はこの事件の2日後、乗用車を盗んだとして窃盗容疑で逮捕されるが、その取り調べの過程で今回の事件が発覚。再逮捕された。
男は重機を盗んだ容疑を大筋で認めており、「重機を運転するのが大好きだった。運転していると気分が良くなるので盗んだ」などと話しているという。