フェラーリが当初の予定を切り上げ、ニューマシン「F2005」を第3戦バーレーンGP(4月3日決勝)で投入することがほぼ決定的になった。これはムジェッロでのテスト終了後、チーム代表のジャン・トッドが明らかにしたもの。
「次のレースではニューマシンの姿がトラックにあることだろう。両ドライバーが初めてマシンを試乗したムジェッロテストではそのポテンシャルが証明された」
「それぞれのドライバー用に2台のF2005が持ち込まれるだろう。だがスペアカーに関してはオーストラリアおよびマレーシアで使用したF2004Mを用いることになる」
「対照的な結果となった開幕2戦を終了し、われわれはかえってポジティブな動機を得たんだ」
「ブリヂストンとともに開発プログラムをさらに加速させる決断を下した。マシンやタイヤに関する様々な要素のコンビネーションによって、反撃に転じることが出来ると確信している」と語ったトッド。
逆風によってチームやパートナーとの結束が強まったことを強調していた。