規制改革・民間開放推進会議は23日、四輪車の車検延長を見送る「規制改革・民間開放の推進に関する第1次答申(追加答申)」をまとめた。
これまで同会議は強く四輪車の車検期間延長を求めていたが、最終的には“政治的”に決着したようだ。しかし宮内義彦議長は「これでエンド・オブ・ザ・ワールドとは思っていない」と官製市場の民間開放に引き続き執念を見せた。
今回の車検論議に関して、会議側が国土交通省からもらった手土産は250ccを超える自動二輪車の初回車検を2年から3年に延長することと、二輪車の6カ月点検廃止。満額回答は引き出せなかったが、「二輪車の車検延長は成果」(宮内議長)と、敗北宣言は出さなかった。