三菱自動車は、経済産業省から産業再生特別措置法の再認定を受けた。経営再建のための資本増強で、増資に伴う登録免許税の軽減が受けられる。
三菱自動車は、昨年7月に経営状況などを定期的に経済産業省に報告することなどを条件に産業再生法の認定を受けたが、今年1月に新しい再建計画を策定したことから、3月1日に計画の変更を申請していた。
今回、事業再生法の再認定を受けて、新しい再建計画での増資に伴う登録免許税の軽減措置が受けられることになった。三菱自は10日、三菱重工、東京三菱銀行、三菱商事の3社から総額2740億円の増資に伴う払い込みが完了している。