日本自動車販売協会連合会が発表した2月の新車販売台数(軽除く)は、前年同月比1.2%減の35万7361台となり、2カ月連続でマイナスとなった。
車種別では、乗用車が同0.2%減の31万3841台と、微減だった。『ヴィッツ』や『ティーダ』などの新型車の販売が好調だった半面、既存モデルが落ち込んだ。
新型『クラウン』が発売から1年が経過した反動で、普通乗用車は同6.5%減の11万6402台となったが、新型車効果で小型乗用車は同5.3%増の19万7439台と順調だった。
トラックは同12.3%減の4万2108台と2ケタのマイナスだった。昨年の1〜3月は排ガス規制強化による特需で台数レベルが高かったため。普通トラックは同12.1%減の1万4567台、小型トラックが同12.4%減だった。
バスは同22.0%減の1412台だった。
メーカー別では、新車販売が好調なトヨタ、日産、ダイハツ、スズキ以外は前年同月マイナスとなった。とくに、トラックメーカー4社は大幅マイナスとなった。