スズキ財団、3750万円の科学技術研究助成を決定

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財団法人スズキ財団(理事長:鈴木修)は、18日、全国の大学などから応募のあった助成申請に対して、2004度の科学技術研究助成として30件、助成総額3750万円を決定した。

今回研究助成を行うものは、生産関連技術8件、環境・省エネルギー関連技術4件、計測・制御関連技術4件、材料関連技術8件、電子・エレクトロニクス関連技術1件、医療・人間工学関連技術3 件、ロボット関連技術2件の合計30件。

具体的な研究テーマとしては、環境・エネルギー関連では、バイオマス(セルロース・ショ糖など)と太陽エネルギーを利用した二酸化炭素の排出のない光駆動型燃料電池やハンダに替わるクリーンな接合技術として導電性高分子を用いた低温で実装可能な接着剤に関する研究など、先進的な研究開発テーマである。

なお2003年度の助成は30件、総額3690万円で、2004年度は前年と同水準の助成。

同財団はスズキが創立60周年の記念事業として基金を寄託し、1980年3月に設立したもので、本年で25回目の研究助成となる。設立以来の助成内容は、総件数796件、累計助成総額9億7113万円の実績となっている。また財団の資産総額は約34億2000万円に達している。

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