ビュイックがフロントドライブでV8搭載のセダン、『ルセルヌ』をデビューさせた。ビュイックの大型セダンのファンにとってはどこか懐かしいスタイリング。
エンジンはオプションとして設定された4.6リットルV8・32バルブDOHCに注目。パワーは275HPと試算されている。スタンダードエンジンは「3800・シリーズIII」V6で195HP。
ライバルと目されるメルセデスベンツやレクサスに対抗するため、室内の騒音レベルの引き下げを目指した「クワイエット・チュ−ニング・アコースティック・パッケージ」が用意されている。
オールズモビルブランドの廃止以来、「次はビュイック」という噂もあるが、「ビュイックの品質は決して輸入モデルにひけはとっていない。それをこのルセルヌによって実感してもらいたい」とビュイックは強調する。