フォード・ジャパン・リミテッドは、ハイパフォーマンスカーの「ST」(スポーツ・テクノロジー)シリーズを、『モンデオ』『フィエスタ』にラインアップする。
STシリーズは、100年以上にわたってモータースポーツと深い関わりを持つフォードが、量産モデルの資質を高次元なレベルまで高めたパフォーマンス・ロード・カーのモデルラインで、エンジニア集団のフォード・チームRSが開発した。
「モンデオST220」は、モンデオをベースに、ST220専用のデュラテック3.0リットルV6エンジンを搭載した。
このエンジンにゲトラグ社と共同開発した6速マニュアルトランスミッションを組み合わせ、サスペンション、ブレーキをチューニングして、快適性と運動性能の向上を図った。
「フィエスタST」は、フィエスタをベースに、ST専用にチューニングしたデュラテック2.0リットルエンジンを搭載した。
パワーアップしたエンジンに相応しい足回りとブレーキ性能を実現するために、サブフレームの強化、ツイストビームのサスペンション剛性強化リアにはソリッド・ディスクブレーキを採用、さらにトラクションコントロール、ESPを標準装備した。今年上半期に投入する。