デトロイトモーターショーでGMは、燃料電池技術を利用したクロスオーバーコンセプトモデル『シークエル』を発表した。『オートノミー』や『ハイワイヤ』といったコンセプトモデルの延長(=シークエル)上に位置し、GMの描く未来の技術像とデザインを具体化した意欲作。サイズは、キャデラック『SRX』と同サイズ。床下に燃料電池ユニットを搭載するため、SUVライクなスタイルだ。特徴的なのは、フロント/リア共に存在するランプ形状と一体化したグリル。エアインテークとしてバッテリーの冷却機能といった機能性と同時に、高い位置に配されたリア・フロントライトと合わさり軽快な印象を与える。ボディはアルミニウム製、5人乗り。前後50:50の重量配分を実現、低重心のボディと前後ホイールに合計110kWのモーターを配置。昨年のシボレー『S-10 プロトタイプ』と比べ、25%トルクアップしたフロントトラクションシステムなどで“Fun To Drive”をも実現したと胸を張る。
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