フェラーリ軍団がローマ法王に謁見

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スクデリア・フェラーリは17日、バチカンでローマ法王ヨハネ・パウロ2世に謁見した。モンテゼーモロ会長夫妻、ミハエル・シューマッハ、ルーベンス・バリケロ、ジャン・トッド監督以下、チームクルー全員も参列した。

法王はF1での活躍を賞賛したうえで、「レギュレーションを遵守したスポーツは若者の教育に役立つ」と強調。「仕事に勤勉であり続けなさい。結束して成長し続けなさい」と言葉をかけた。そのあと、法王は「F2004」の特製1/5精密モデルを献上された。

ちなみに法王は、1988年にフィオラーノのテストコースで、ピエロ・フェラーリ(創業者エンツォの子息)が操るフェラーリに同乗試乗している。

謁見は予定時間を大幅にオーバーして続けられたという。法王の意外なF1への関心に接したモンテゼーモロ会長は、「(法王も)私たちのグループのひとり」と感謝の言葉を返した。

しかしモンテゼーモロが昨年から会長を兼務しているフィアットは、GMへの完全売却計画が難航し、提携解消説も有力となっている。新年の厄除け祈願も兼ねていたと見るのは、やぶにらみか。

《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

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