日本自動車工業会が16日発表した自動車国内需要見通しによると、2004年の四輪車総需要の実績見込みは前年並みの583 万台になる見通しだ。
登録車はトラックの需要が減少したほか、小型乗用車の販売が減少したことなどから前年比1.9%減の395万台となった。軽自動車は新車投入効果などにより同4.4%増の188万台と過去最高規模となった。
車種別では乗用車(登録・軽の合計)は同0.7%増の475万台。小型四輪車の減少を普通車と軽が補った。
トラックはディーゼル排ガス規制強化による特需の反動により、普通トラック(大・中型)が前年比6.1%減の10万5000台とマイナスとなる。小型・軽を含めたトラック総合計は同2.7%減の106万2000台となる。