ニフコはメキシコに工場を新設、2005年1月から自動車用ファスナー類の生産を開始すると発表した。米国内の自動車関連メーカーに納入する。
メキシコに工場を新設したのは、米国に工場を持つ日系自動車メーカーの増産対応のほか、メキシコ国内での需要増加に対応するため。同社は米国に3ヶ所の工場を持つが、生産の一部をメキシコに移管することで生産コストの削減を図る。
新工場ではファスナー類に引き続き2006年にはカップホルダー、グローブボックスなどの組み立ても開始する。生産規模は初年度16億円。コスト削減規模は初年度に1億円、06年度に2億円を見込んでいる。