衝突回避を失敗、タクシーが3人をはねる

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11日、東京都中央区内の都道交差点で、直進しようとしていたタクシーと、右折してきた乗用車が衝突する事故が起きた。タクシーは弾みで歩道に乗り上げ、近くにある文具店の店頭に突っ込み、歩行者3人が巻き添えで軽傷を負っている。

警視庁・築地署によると、事故が起きたのは11日の午前11時45分ごろ。中央区銀座2丁目付近の都道(昭和通り)交差点で、直進しようとしていたタクシーが、右折をしてきた乗用車と衝突した。

タクシーは衝突を回避しようと急ハンドルを切ったが、衝突の弾みもあってそのまま歩道に乗り上げて暴走。歩道にいた男女3人と接触した後、近くにある文具店の店頭に突っ込んだ。

この事故で38歳と59歳の男性、41歳の女性が打撲などの軽傷を負ったほか、文具店の入り口ドア付近と、印鑑のショーケースが破損する被害を出した。双方のドライバーにはケガは無かった。

警察では双方のドライバーから当時の状況を聞き、事故発生の原因を調べているが、どちらかの安全確認に怠りがあったことはほぼ間違いないだろうとみている。

《石田真一》

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