ヤマハ発動機、12月期連結業績を大幅上方修正

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ヤマハ発動機は28日、9カ月の変則決算(4−12月)となる2004年12月期の連結決算予想を5月時点より大幅に上方修正して発表した。アジアを中心に2輪車の海外販売が好調で、為替レートも従来の想定より円安に落ち着くため。

売上高は600億円修正の9800億円、経常利益は130億円修正の700億円、また純利益は90億円修正して390億円としている。為替レートは1ドル=105円を見込んでいたが、同109円の想定とした。

東京で会見した長谷川至社長は「今年度を仕上げの年とする中期計画の着実な推進が収益に結び就いてきた」と評価した。

同日発表した9月中間決算は、連結純利益が3期連続過去最高となる234億円(前年同期比22%増)だった。

《池原照雄》

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