【福祉機器展04】カーデザイナーによるスズキのコンセプトモデル

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【福祉機器展04】カーデザイナーによるスズキのコンセプトモデル
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スズキは軽自動車だけでなく、シニアカーのトップメーカーでもある。そのスズキは自動車メーカーらしくコンセプトモデルを2台、会場に持ち込んだ。

福祉機器展では、発売前の試作車や研究用プロトタイプを並べることはある。しかしコンセプトモデルという扱いでの出展は異例のこと。これには開発能力を示すだけでなく、業界のリーダーとしての自負をアピールする目的もあるようだ。

実際に会場では「お手を触れないでください」と書いてあるにもかかわらず、あちこち弄られてメーカーのスタッフも苦笑せざるを得ないほど高い注目を集めていた。

2台のモデルのうちオレンジ色の電動車いすは『アリシア』、ライトグリーンのシニアカーは『タウンカート』と名づけられている。どちらも現状では発売が決定しているわけではなく、あくまで次世代のプロダクトの可能性をリサーチするためのものだという。

しかしタウンカートでは、前輪がほぼ直角にステアするなど意欲的なメカニズムが採用され、もし発売するとすればこちらが先になるだろうとメーカーでは説明している。

2台のスタイリングを手がけたのはスズキデザインで量産乗用車のチーフデザイナーも務める片岡祐司氏。

「福祉機器のデザインは、乗用車の開発作業よりも面白く感じる部分も多い」と語る。メカニズムとスタイリングの距離が非常に近く、デザインの本質に迫る必要があるだけにやりがいが感じられるのだろう。

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