【福祉機器展04】車いすのSUV登場?! …パトラフォー

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【福祉機器展04】車いすのSUV登場?! …パトラフォー
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これまでは小規模メーカーによる無骨なデザインの製品が多かった電動車いす。しかし近年はスタイリングや機能で付加価値を訴求した製品も増えてきた。自動車開発を手がける企業などでは、4WDモデルも開発されている。

日進医療器株式会社(愛知県西春日井郡)は車いすの大手メーカーとして知られ、パラリンピック選手のための車体開発・供給も活発に行なっている。

同社が今月16日に発売を開始したのが電動4WD車椅子『パトラフォー』だ。しかし4WDといっても、モーターを前後に搭載するのは構造的に難しく、また重量も増加してメリットは少ない。

パトラフォーでは左右の後輪を駆動する2個のモーターから、ゴム製のベルトで駆動力を伝達する仕組みになっている。このために前輪の向きも固定され、ステアしない構造。その代わりに前輪円周にはローラーが配置され、それを回転させることで旋回性能を確保している。最小回転半径は79cm。

特徴的なのはその性能の高さ。大径の前輪も駆動することで段差乗り越え能力は80mm、舗装路での登坂角度は10度を確保。また前輪が遊動(鉛直軸での回転)しないので左右に傾いた路面でも直進でき、砂地や雪道での走破性も抜群だとメーカーでは説明している。

実はこのパトラフォー、昨年の福祉機器展では関東自動車工業株式会社がプロトタイプとして出展していたもの。同社ではトヨタの福祉車両を製造しており、パトラフォーの開発・製造も担当している。

パトラフォーではアームレスト高やバックレスト角度が調整できるなど快適性も追求され、カラーバリエーションは5色用意して商品性を高めている。最高速度は6km/h、重量は100kg。また1充電での連続走行距離は30kmとなっている。価格は59万5000円。
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