【キャデラック STS発表】セビル後継だが、大きく変わった

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【キャデラック STS発表】セビル後継だが、大きく変わった
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12日に発表されたキャデラック『STS』は、従来のGMギャデラックの高級パーソナルセダン、『セビル』の後継モデルという位置づけだが、モデルの性格は大幅に変わっている。

シャーシに同社の新RWD(後輪駆動)プラットフォーム「シグマアーキテクチャ」を用い、「操縦性と乗り心地を高いレベルで両立させた」(中村哲也・日本GMマーケティング本部長)という。

シグマアーキテクチャは、GMがキャデラックをはじめ、ラインナップする高級車の技術を更新する目的で開発した新シャーシで、きわめて軽量なのが特徴。すでにコンパクトキャデラックの『CTS』、SUVの『SRX』などに採用されてきた。

STSはシグマアーキテクチャシリーズで最も大きなモデルとなるほか、シリーズ初のAWD(4輪駆動)もラインナップされた。

スリーサイズは全長4995mm×全幅1845mm×全高1455mmと、米国のラージクラスに相当するが、車両重量は1790kg(3.6リットルRWD)−1910kg(4.6リットルAWD)と、RWDベースのLクラスとしては軽量にまとめられている。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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