【新聞ウォッチ】三菱自動車あす初公判…部下は事実認め、社長らは無罪主張へ

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年10月5日付

●京都議定書批准法案、露下院、月内にも可決(読売・1面)

●電動車いす、ラクラク方向転換、トヨタ系関東自動車開発(読売・2面)

●欧州市場、攻める日本車、販売シェア13.2%に、年200万台に迫る(朝日・10面)

●燃料電池バスが追突、四ッ谷、都バスに。けが人なし(毎日・22面)

●ひと、最前線:アウディデザイナー・和田智さん。デザインの力が人生変えた(産経・8面)

●あす初公判、三菱自動車クラッチ欠陥事故、元社長、無罪主張へ(東京・30面)

●自動車制御ソフト、基本規格・国内3社共通化、トヨタ・日産にホンダ合流(日経・1面)


ひとくちコメント

三菱自動車製大型車のクラッチ系統の欠陥から山口県で2002年、運転手の男性が死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた三菱自元社長河添克彦被告ら元幹部4人の初公判があす6日、横浜地裁で開かれる。

きょうの産経、東京などによると、河添被告は「事故は予想できなかった」と起訴事実を否認、無罪を主張するとみられる。

同社をめぐる公判は、道路運送車両法違反(虚偽報告)事件と、横浜の母子死傷事故の業務上過失致死傷事件の2つが既に審理入りしているが、社長の事故防止義務を争点とするこの公判は最大のヤマ場を迎える。

虚偽報告事件で公判中の三菱ふそう元会長宇佐美隆被告も無罪を主張する見込みだが、三菱自元取締役の村田有造被告、元品質・技術副本部長中神達郎被告は「欠陥を以前から知っていて、改善措置を取らなかった」として、起訴事実を認める意向。

トップの経営責任を部下がかぶるという体質は、塀の中でも変わらないようだ。
《福田俊之》

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