急な車線変更のトラックにバイクが突っ込む

自動車 社会 社会

9月30日、神奈川県川崎市内の国道でバイクがトラックと接触。バイクの男性が死亡する事故が起きた。トラックは現場から逃走していたが、目撃情報から29歳のトラック運転手の男が逮捕されている。

神奈川県警・宮前署によると、事故が起きたのは9月30日の午後1時30分ごろ。川崎市宮前区有馬馬絹付近の国道246号線の下り線で、前方の黄色信号で停止した前走車を回避するため、右車線(第2車線)に車線変更してきたトラックが、後方から走ってきた26歳の男性が運転するバイクと接触した。

バイクはトラックに進路を遮断される状態で右後部付近に接触。直後に転倒して対向車線側に滑走。進行してきた対向車にも接触した。

トラックはそのまま交差点を突っ切る形で逃走。バイクを運転していた男性は近くの病院に収容されたが、頭を強打して間もなく死亡した。

警察では死亡ひき逃げ事故として捜査を開始。目撃情報から29歳のトラック運転手の男を業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕されている。

男は前走車との衝突を回避するために急な車線変更をしたことは認めているものの、バイクとの接触については気づかなかったと話しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース