カヤバ工業は、22日開催の取締役会で、チェコに自動車用油圧緩衝器を生産・販売する現地法人ケイワイビイ・マニュファクチャリング・チェコ・エスアールオー(KMCZ)を三菱商事と合弁で設立することを決めた。
同社は、自動車用油圧緩衝器事業の世界4極体制の構築を進めてきた。さらに、欧州市場で今後一層の市場拡大が見込めると判断、今年3月にはスペインを完全子会社化したのに続き、チェコにも進出する。
新工場は2006年4月の操業開始を目指す。合弁会社の資本金は約22億円で、カヤバが80%、三菱商事が20%出資する。従業員は210人を計画している。