GMでは現在新しいエンジンとトランスミッションを開発中だが、目指すところは数年以内に50以上のエンジンバリエーションと10の6ATバリエーションを提供することだという。パリモーターショー事前のプレスコンファレンスで明らかにした。
新しいエンジンの例としてはサーブ『9-3』に2006年モデルから搭載される2.8リットルV6(250HP)などが挙げられた。この他GMではフロントドライブ用のパワフルな5.3リットルV8の開発も計画中。
さらに、GMでは2007年までにSUVのV8用ハイブリッドシステムを構築、大型SUVの25%をハイブリッド仕様にする、とも宣言している。
こうしたエンジンバリエーションに合わせてトランスミッションの開発も進められ、2008年には年間で100万個以上のトランスミッションを製造する計算になるという。
特にハイブリッド分野ではやや遅れをとっているGMの巻き返しが始まりそうだ。