ヒュンダイモータージャパンでは『JM』(1日発表)について、「20代ユーザー向けの『TB』と40代向けの『サンタフェ』の間を補完する車種」と説明するが、「ヨーロッパで小型SUVの市場が拡大していることを受けて開発した」車種だとも明かす。メッセージのあるデザインと低価格で日本車が主流の市場でシェアを伸ばしたいとの考えだ。当面はすべて韓国からの輸出となるが、現在アラバマ州に建設中の工場が稼動を開始すれば、アメリカでの現地生産も予定しているとか。日本車は安さと品質の良さを武器に世界での販売を伸ばし、現在の地位を築いた。しかし今や、韓国車が日本車と同等の品質を持ち、さらに安い商品で攻勢を掛けている状態だ。日本メーカーにとって、SUVに限らずすべての車種で日本発ブランドならではの魅力を発露しなければならない時代になったといえる。
ヒョンデIONIQ、ブランド初の小型EVコンセプト「Concept THREE」予告…IAAモビリティ2025 2025年9月4日 ヒョンデは9月2日、IONIQブランド初となるコンパクトEVコンセプ…