マツダは8日、同社が保有するマツダレンタカーの株式すべてを投資会社のエヌ・アイ・エフベンチャーズ(山村信一社長、東京都中央区)に売却したと発表した。
車両の供給などは引き続き継続するが、全保有株の売却により、マツダはレンタカー事業から事実上撤退したことになる。
同社はマツダレンタカーの発行済み株式の98.6%を保有していたが、この全株式を売却した。株式の譲渡後も社名や従業員は現行のまま存続する。
エヌ・アイ・エフは資金力とネットワークを生かし、マツダレンタカーの事業をさらに成長させる計画。店舗網の拡大を含めた積極的な投資により、レンタカー事業の成長を目指す。