5日、ラリージャパンも最終のレグ3となり、トップ3に動きはないものの、レグ3最初のSS21で奴田原(三菱)が、SS22ではデュバル(フォード)が相次いでリタイヤするなど、目が離せない状態。
そんな中で、札内を使ったスーパーSS最後のSS24はデーステージとなった。ここは、収容2万5000人の特設スタンドが連日満員状態となる超人気ステージだ。
2台同時スタートでゴールの着順でどっちが速いかわかるし、最終ストレートでの競り合いはいやがうえでも盛り上がる。そして、最大の見所はなんといっても立体交差でのジャンプだ。
■WRCラリージャパン・SS24結果
順位:ドライバー
1:マルティン 1分32秒4
2:グロンホルム +0.5秒※
3:サインツ +1.4秒
4:ソルベルグ +1.5秒
5:ローブ +1.9秒
6:ロバンペラ +3.2秒
7:バンボルド +4.9秒
8:山内伸也 +6.6秒
※2位以下はトップとの差
この日SS24のベストはマルコ・マルティン(フォード)の1分32秒4。カルロス・サインツ(シトロエン)は、張り切りすぎたのか、コーナーでドリフトさせすぎて3日連続ベストならず、3位。
注目はゼッケン70・山内伸也選手の1分39秒0だ。これは総合タイムで8位。グループNトップだ。山内選手は、全日本ラリーで前人未到の6年連続チャンピオンに輝いた選手。