【ホンダミーティング】究極のクッション…ボンネットが10cmアップ

エコカー 燃費
【ホンダミーティング】究極のクッション…ボンネットが10cmアップ
  • 【ホンダミーティング】究極のクッション…ボンネットが10cmアップ
  • 【ホンダミーティング】究極のクッション…ボンネットが10cmアップ
  • 【ホンダミーティング】究極のクッション…ボンネットが10cmアップ
  • 【ホンダミーティング】究極のクッション…ボンネットが10cmアップ

最悪の事態で、最善の処置。それが、ホンダ新開発の「持ち上がりフード」だ。衝突実験のスローモーション画像、「POLAR」(ホンダ独自開発・世界最先端の歩行者ダミー」が走行中のクルマとぶつかった。

POLARの脚部がクルマのパンパー接触した瞬間、それをセンサーが感知。ECUを通じてアクチュエーター(作動装置)の火薬が爆発。ボンネット後部(フロントガラスの下側)が、ポーンと10cm持ち上がった。

クルマとの衝突後、徐々に屈曲するPOLARのカラダ。重量のある頭部には加速度がついて、かなりの勢いでボンネット上部に激突。が、ちょうどそこに10cm持ち上がったボンネット。

その内部に空間があるため、ショップアブソーバーとして機能し、頭部損傷を軽減する(ホンダ社内測定値で約40%低減)。なぜ「10cmアップ」なのか。それはドライバーの前方視界確保のための数字でもある。

さて、歩行者保護の次なるステップは何か? それは「Aピラー対策」。Aピラーと歩行者の接触頻度は以外と高いという。では、どんな対策が? まさか、Aピラーの車外側にエアバックでも付ける……?

《桃田健史》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集