日本自動車輸入組合が発表した上半期(1−6月)の輸入車新車販売台数は、前年同期比1.0%増の13万8985台で、微増ながら上期としては2期連続でプラスとなった。これで2004年の販売台数は前年の27万9000台を少し上回る見込みだ。
上半期の販売台数で、外国メーカー車は、同0.8%減の12万1766台と微減だった。3期連続のマイナス。上期の後半に新型車の投入が相次いだことから、買い控えが発生した模様だ。
日本メーカーの海外生産車は同15.3%増の1万7219台で、2期連続のプラスだった。『アベンシス』の販売が上乗せとなったためだが、上期の後半から前年の『フィットアリア』の反動でマイナス基調となっており、暦年ではマイナスとなる見込み。
ただ、外国メーカー車は年後半に新型車投入も相次ぐ見通しで、暦年ではプラスになる見込みだ。