6月12日に開幕し7月4日に幕を閉じたサッカーのユーロ2004(欧州選手権)では、大方の予想を覆してギリシャが優勝した。いっぽうこのイベントをサポートしたスポンサーの中では、韓国のヒュンダイ(現代)が勝者だったことがわかった。
メディア調査会社のイニシアティブ(Initiative)社とマーガウクス・マトリックス(Margaux Matrix)社の共同調査によると、ユーロ2004をスポンサーした8社のうち、テレビなどにブランド名が映し出された時間は、ヒュンダイが全社平均を28%も上回っていたという。
2位のマスターカードが平均を21%、3位のマクドナルドが3%上回っただけで、残りの5社は平均以下だった。
これは、ヒュンダイが各国チームが使用するバスを提供していたので、ロゴがテレビなどに映る頻度が多かったため。すでに同社は2006年にドイツで開催されるW杯のスポンサーに名乗りをあげている。