トラック業界がまとめた今年上半期(1−6月)の普通トラックの販売台数は前年同期比12.1%増の5万3449台となり、好調に推移した。1−3月まで、首都圏のディーゼル排ガス規制によって新車のトラックに代替えする動きが続き、販売が好調に推移したためだ。
内訳では、大型トラックが同10.4%増の2万5533台で、中型トラックが同13.8%増の2万7916台とともに好調だった。
メーカー別では、一連のリコール事件の影響で、三菱ふそうだけが1ケタ台の伸び率で、3社は2ケタの伸びとなった。三菱ふそうは同5.8%増の1万4372台で、シェアも26.9%と1.6ポイントダウンした。
シェアトップの日野は同16.6%増の1万6045台で、シェア30%にのせた。いすゞは同14.8%増の1万3433台、日産ディーゼルが同11.4%増の9599台だった。