フェラーリにおけるキーメンバーほとんどの契約が終了する2006年。F1界から引退することをほのめかしていたテクニカルディレクターのロス・ブラウンだが、最近は続行する意向も出てきたようだ。
「自分自身、楽しみすぎているほど楽しいから困っているんだ。もしこの楽しさをあと2年間維持することが出来ていたら、まだ続けるかもしれない。でもイギリスに住んでいる家族や娘が恋しいことも事実だけどね」
生粋のイギリス人であるブラウンだけに、今後はウィリアムズ、マクラーレン、B・A・R・ホンダ、ルノーといったイギリスに本拠地を置くチームへの移籍も考えられるが、本人はイタリアでの生活を楽しんでいるという。
「(イタリアで)一人でレストランに行っても、もう大丈夫。他のチームに行くことがよりよい決断だとは今のところ考えられないね」と語っている。