国土交通省の「スマートウェイ推進会議」が9日開かれ、7月末までに新たな提言をまとめることを決めた。
この会議は99年6月にも提言をまとめているが、その後、休眠状態になっていた。今回、会議が“復活”した背景には、技術進歩や社会経済情勢が大きく変化したことにくわえ、道路公団の民営化法案が成立するなど、道路行政をめぐる動きが一段落し、ようやく国交省がITSに目を向け始めたことが挙げられる。
前回の提言は、大まかなビジョンにとどまったが、今回はETC車載器の多様化やインフラの整備計画など、より具体的なものになりそうだ。