【モバイル放送走行試験】衛星電波のギャップを探せ…同乗レポート

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人工衛星を用いたデジタル放送サービスとして開始が待たれている「モバイル放送」が、試験放送の拡大に合わせ、6月1日から4日間、東京−福岡を往復して自動車による走行実験を実施している。東京から京都まで走行実験に同行、その模様をお伝えする。

東京銀座を出発して十数分。順調と思われていたが、桜田門付近で電波がとぎれ映像が止まった。これは、ビルが人工衛星からの電波を遮断したことと、ギャップフィラー(人工衛星からの電波を中継する装置)が設置されていないことによるもの。

そののち首都高速道路に乗ったとたん順調に受信。首都高は高架構造になっており、空が開けてきたためだろう。

しかし、東名高速道路に入り海老名サービスエリアから中井サービスエリア間については、時々とぎれる場面があった。これは、沿線に設置されたギャップフィラーの出力や指向性の調整が終わっていないことによるもので、サービス開始までには解消される見込み。

ここを過ぎると、おおむね順調に受信できるようになった。また、今回は東名高速道路を通ったこともあり、トンネルも少なく快適に番組が楽しめた。画面はアナログ放送とは比較にならないほどの高画質だ。

《安達崇徳》

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