GMオンスター、行方不明者探しにも協力

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GMオンスター、行方不明者探しにも協力
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GMの子会社であり、カーマルチメデアの先駆者であるオンスターは、「全国行方不明、誘拐被害児童センター」に全面的に協力、GPSやワイヤレステクノロジーを使って同センターへの緊急連絡網に参加する、と発表した。

アメリカでは児童の行方不明、誘拐などは年間で数百万件が報告されている。アメリカには「アンバーアラート」という法律があり、児童の行方不明が報告されると、ただちに近隣のコミュニティなどに連絡がされ、通報が呼び掛けられる。

一方オンスターは現在加盟者250万人。今回の提携では、アンバーアラート発令後、一人で歩いている子ども、または不審な人物などを見かけたオンスター加盟者が、オンスターに設置された緊急ボタンを押すことで、センターにただちに通報され、GPS機能で現在位置が確認される、というもの。オンスターのオペレーターが、アンバーアラート関連と確認すれば、すぐに警察に通報も行われる。

もちろん加盟者に対する義務ではなくあくまで「善意の参加」だが、行方不明児童は最初の24時間で救出されなければ永久に戻らない可能性が高い、という。今回のオンスターとセンターの提携は、社会的に意義の大きいものだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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