道路交通法改正案、参院通過…「平成の大改正」

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民間委託方式を導入した違法駐車対策、二輪車の高速道路2人乗り解禁など、平成の大改正を盛り込んだ「道路交通法の一部を改正する法律案」が、9日、自民党、公明党などの賛成多数で参議院を通過した。

法案は衆議院に送られ、来週以降の審議入りを待つ。当初、二輪車の高速道路2人乗り推進の小里貞利政倫審会長らの意向もあり、衆議院での審議入りは早いと見られていた。しかし、イラクの日本人人質事件の影響もあり、採決の時期ははっきりしない。

また、今回警察庁から提出された道交法改正案には、民主党は反対に回った。「違法駐車対策で駐車禁止取り締りを民間委託するのは、公務員の新たな天下り先を増やし、駐車違反摘発の恣意的な運用が懸念されるため」(民主党関係者)。

《中島みなみ》

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